ドングリの魅力

先週のブログで触れましたが、園庭のドングリが鈴なりの豊作です。

 

(樹高10mを超えるシラカシの樹。夏場は木陰としても人気スポット)

 

 

先だっての大雨と強風でまだ青い実も含めたドングリがたくさん落ちてきました。

 

 

 

 

さっそく拾う子どもたち。

どうしてドングリはこんなに子どもの心を惹きつけるのでしょうか。

 

ネットで検索したら、面白い考察をしている人がいたので簡単にまとめます

 

 

①造形的な嗜好性が高い

子どもは丸い形状を好むため、同じように丸っぽいドングリは好まれやすい。ピカピカしているのもよい(おはじきやビー玉と似た性質)

 

②コレクション性が高い

同じ種類でも1つ1つ比べてみるとけっこう違う。

「より大きく」「よりツヤがあり」「虫食いがない」ものを収集することでその価値を高めることができる。

 

③頑丈である

自然界で拾えるものの中では、かなり頑丈。ポケットに入れておいてもつぶれることは少ないし、うっかり握りつぶすこともない。子どもにとっては集める時の安心材料になる。

 

④通貨としての機能

②で述べたように、ある程度共通化された価値基準をドングリに見出すことができる。すなわち価値をドングリで表現することができる。何が言いたいかというと「お店屋さんごっこ」で使えるということ。

 

(参考:なぜ、「どんぐり」って、子供心をくすぐるのでしょうか?

 

 

 

なるほどと思いました。真剣にドングリの魅力について考えるといろんな要素があるなと思います。

個人的には④に似てますが、「見立てやすさ」も魅力の一つと思います。

お金にもなるし、ごはんにもなるし、鉄砲の玉にもなるし、小さい人形にもなります。

容器に入れて振れば楽器にもなるし、画用紙にボンドで貼れば作品にもなります。

 

形状がシンプルだからこそ、いろんな遊び、いろんな使い方に生かせることが、ドングリの魅力につながっているのかもしれませんね。

 

他にも大人が読んでいても面白いドングリに関するページもあるのでご紹介します。

 

ニッポン全国どんぐりイラスト図鑑

啓林館 どんぐりずかん

すばらしいドングリの世界

 

 

 

 

ちなみに綾南幼稚園のドングリ研究者はさっそくドングリを入れた容器に水を注いで

「浮くのと浮かないのがある!」と大発見をしていました。

子どもってすごい。

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