体験と実感

月曜日は年長組が刈り取った稲の脱穀を行ないました。

 

(稲刈りのときの様子)

少し前に刈り、干しておいた稲は、持ってみると穂の部分がしっかりと重いことが分かります。

「あぁ、ここにお米が入っているんだな」と実感が湧いた子もいたかもしれません。

 

 

 

脱穀は足踏み式の千歯こきを使います。

たくさんの歯がついていて、それを足で踏んで回転させて、稲穂から米を外していきました。

目の前で唸りをあげながらお米が外れていく様子は迫力があります。

 

 

 

その後は、お米に混じったワラなどの小さいゴミを、風の力を使って吹き飛ばします。

その原理を説明中の園長。

「お米は重いから下に落ちるでしょ。そこに風を当てると、軽くて小さいゴミは飛んでいくんだよ。こんなふうに」

熱弁に惹きつけられる子どもたち。

 

 

キレイになったお米がこちら。

この後、精米する作業も必要です。

八十八の手間がかかるから「米」という漢字になった、という説もあります。

苗から食べるまでのプロセスを知ることで、茶碗についた米粒を大切にできる子に育ってほしいです。

 

 

 

 

 

一方こちらは風で吹き飛び、周りに落ちていたお米を拾ってきた年中R組の子どもたち。

一粒ずつ拾って集めていました。食べてみたいんだそうです。

こういうのんびりとした「農」な時間も大切です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水曜日は七五三のお祝い。

神主さんにお越しいただき、子どもたちの健やかな育ちを祈願していただきました。

 

 

神棚やお供え物も間近で見ました。

「神様ってお酒も飲むんだ!」と言っている子がいました。

お酒も飲むし、海の幸、山の幸も食べていただきます。

その代わり、しっかりみんなを守ってもらおうね。

 

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