家族のこと、子育てのこと

先週末、ファミリーデーがありました。

暑くなる予報でしたが、日差しを雲が遮ってくれたおかげか、覚悟していたほどの気温にはならずに実施できました。

 

 

ファミリーデーを実施しながら家族のことや子育てのことを考えていました。

玉川大学教授の大豆生田啓友先生がご夫婦で書かれている著書『非認知能力を育てる「しつけない」しつけのレシピ:0歳~5歳児の生活習慣が身につく』という本の中にこんな一節があります。

 

『現代の子育ては、誰にとっても難しいものです。その大きな理由は、親だけが子育てを担うことが多い時代だからです。「ワンオペ育児」などという言葉もありますが、母親ひとりが子育てを中心に担っているとすれば、大変に決まっています。』

『現代における子育てが難しいことの背景は、それだけではありません。現代は情報過多の時代です。しかも、先行きが見えない社会。乳幼児期からの子育てでその子が将来、成功するかどうかが決まる、などと親がことさらに不安になることが言われたりもします。そして、そうした育児情報の多くは、往々にして「正しい親」を過剰に求めるのです。』

 

いろいろと時代は変わってきているけれど、まだまだ子育てしているお母さん・お父さんに対して社会は優しくないのが現状です。

実際、子育てに難しさを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そんな背景がある中で、日々子育てに奮闘されている保護者の皆様に向けて、少しでも息抜きや助けになれば、と思っていくつか情報を紹介します。

 

 

このブログでもたびたびご紹介している横浜市都筑区の保育施設りんごの木代表の柴田愛子さん。

副園長は個人的に彼女のファンでもあるのですが、ちょうど先週末に「こどもみらいフェスティバル」というイベントが実施され、そのイベントに合わせてオンライン講演会として柴田さんと子育て中のお母さん2人の対談がYoutube上に掲載されています。1時間15分と長い動画ですが、柴田さんはご自身のことを「口から生まれたあたし」と呼んでいるくらいおしゃべりが達者な方なのでおそらくあっという間です。ぜひご覧下さい。

「悩み多きパパママへ、心が軽くなる子育てアドバイス」柴田愛子

 

ちなみにこちらは昨年度のもの。こちらも2時間越えですがお時間ある方ぜひ。

「悩めるすべての親へ、心が軽くなる子育てアドバイス」柴田愛子

 

 

 

書籍も少しだけ。

冒頭でも紹介した大豆生田先生はたくさんの書籍を出版されていますが、子育て中の親に向けて書かれている本もたくさんあります。

いくつかご紹介します。

「非認知能力を育てる「しつけない」しつけのレシピ 0歳~5歳児の生活習慣が身につく」講談社

「子育てを元気にすることば ‐ママ・パパ・保育者へ。」エイデル研究所

「マメ先生が伝える幸せ子育てのコツ」赤ちゃんとママ社

「これでスッキリ! 子育ての悩み解決100のメッセージ」すばる舎

 

他にもたくさんお勧めありますが、ひとまずこのあたりで。

大豆生田先生は副園長が大学院で、授業を通して直接学ぶ機会をいただいているのですが、

保育・幼児教育に関わる圧倒的な知識量・豊富なエピソード・幼児教育の質向上に向けた熱量

どれをとっても素晴らしく、ワクワクしながら講義を受けています。

 

専門的な難しい内容や分かりづらいことを、とても分かりやすく書かれています。

ぜひ手に取ってみてください。(大豆生田先生の回し者ではありませんよ笑)

副園長が持っている本もあるので、良ければお貸しすることもできます。

 

りんごの木の柴田愛子さんもたくさん本を書かれています。おすすめはこちら。

「マンガでわかる 今日からしつけをやめてみた」主婦の友社

これが非常に読みやすいです。

 

 

あとはラジオなんかもおすすめです。

毎月第4木曜の深夜に放送している子育て中のパパママを応援するラジオです。

「みんなの子育て☆深夜便」NHK

聞き逃し放送もあるようです。

 

 

 

 

今回は少し長いブログになってしまいました。

幼稚園も教育の場としての役割だけでなく、子育て支援の役割も担っていくことを大切にしたいと考えています。

情報を紹介するだけにとどまらず、園としてもできることを模索していきたいと思います。

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